〇三大通信キャリアが軒並みランクイン
チャイナモバイル、中国鉄通は迷惑電話や詐欺電話の温床に
同番組によると、ユーザーが毎日、迷惑電話や詐欺電話を受ける背景には、中国移動(チャイナモバイル)や中国鉄通の援護射撃が存在しているという。さらには、利用者向けサービスホットライン「10086」や警察「110」に関係する詐欺電話についても野放し状態で。詐欺者が偽りの発信者番号を通知することについて、何の対策も講じていない。
CCTV記者は、取材を通じて、中国聯通のセールス担当者が、ノルマを達成するために、「口頭による身分証情報の申告または他人の身分証を用いた業務処理」などの違法販売行為を行っていることを突き止めた。
中国聯通はこの件について、公式微博(ウェイボー)上で、「弊社は、湖南支社に対して、放映日の夜を徹して、調査処理を行うよう命じた」と発表した。同社は、今回のメディア報道を真摯に受け止め、国家工業・情報化部規定および企業内部の関連規定に基づき、責任者を厳しく処分し、調査処理の結果を早急に社会に公開するとしている。
このほか、中国電信(チャイナテレコム)傘下の上場企業ベスト・トーン(号碼百事通)のアウトバウンド・マーケティング業務に関する問題も取り上げられた。全国のユーザを悩ませる迷惑電話は、連日後を絶たない。上海号百情報サービス公司の厳マネージャーは、「アウトバウンド・マーケティングでは、マイカーでもマイホームでも、何でも扱っている」と明かした。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月16日