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王府井百貨、金融機能付き「会員カード」を試行

人民網日本語版 2014年12月11日15:59

中国老舗百貨店の王府井百貨は、インターネットサービス大手のテンセントとの提携により、決済方法の画期的な進展を実現した。王府井百貨は10日、オンライン操作が可能な、金融機能付きの会員カード「王府UKA」が、来年年初に発行されることを発表、双方の提携開始以来、最も重要な一歩を踏み出したと表明した。流通業の研究機関である北商商業研究院は、「金融機能付きの会員カードにより、王府井百貨は様々な金融関連のサービスを提供できる。これは伝統的な小売り業が状況を打開する新たな手段になる」と分析する。北京商報が伝えた。

この会員カードは、消費者の王府井百貨の全店舗での消費状況と消費習慣を記録するほか、クーポン、決済、資産運用などの機能を持つ。関連政策の影響により、かつて企業の利益の中で高い比率を占めていたプリペイドカードの発行が、下火になりつつある。チャージ、利益還元などの機能を備える同会員カードが、消費者の人気を集めれば、百貨店業界の新たな成長点になるだろう。

北京市百貨大楼と双安商場が、初の試行対象となる。来年1月上旬には、これを王府井百貨のすべての店舗に拡大する。本紙の調べによると、「王府UKA」のアクティブ会員数は20万人に達している。王府井百貨は来年年初、会員数50万人を目指す。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年12月11日

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