また、ベンツは、「各販売店による不当行為は、消費者の利益を損ねるものである。弊社は、ただちに徹底調査を開始し、問題が生じた販売店に対する整理改善を進める。また、このような事件が再び起きないよう、販売店ネットワークのさらなる規範化と販売後のアフターケアを徹底していく」と表明した。
〇多発するランドローバーのATF不都合
メーカー側の弁明:「運転手の焦りすぎが原因」
同番組によると、全国で数えきれないほど多くのオーナーが、ランドローバーのATFに不都合が生じ、路上で走行中に突然停止する、あるいはバックギアが故障するという事態に見舞われた。これは、ATFの故障によるものとみられるが、オーナーの中には、ATFを2回交換しても、やはり故障が起きると指摘する人もいる。
ATFの不都合に対して、ランドローバー側は直接コメントすることなく、「運転手の焦りすぎが原因」と責任を消費者になすりつけた。同社は、中国版オフィシャルサイト上に、同社製品の品質の高さを強調するコンテンツを突然掲載した。
CCTVは、「ランドローバーは、自社製品にもっと責任を持つべきだ。製品の良さを謳うだけでは何の意味もない。結局のところ、自動車の品質の良し悪しは、人命に直接か関わってくることだから」と評している。
ランドローバー中国は、暴露された問題について、「今回の件については、深くお詫び申し上げる。また、故障車には、ソフトウェアのアップグレードを実施する。現在販売されている国産・輸入レンジローバーATFは最新式で、今のところ不都合は一切起こっていない」とコメントした。