世界最大級の語学教育機関・EF(Education First)がこのほど、各業界で働く企業人300人を対象にアンケート調査を実施した。調査の結果、今の企業人の間には、仕事で英語を使う習慣がかなり行き渡っていることが判明し、国際的な仕事に携わることについて熱心な企業人や企業にとって、大変参考となるような興味深い事実が明らかになった。広州日報が伝えた。
もし、中国人の上司が英語で話しかけてきたら、読者のみなさんは、英語ですらすらと答えられるだろうか?今回の調査によると、回答者の30%は、「全部英語で会話が可能」と答え、「話の最初から最後まで英語を使って、意思伝達を行う自信がある」とした。また、「中国語と英語を混ぜて使えば、会話が可能」とした人は51%を占め、「英語による意思伝達が難しくなってきたら、使用言語を中国に切り替える」と答えた。「英語で話しかけてきた上司に対し、中国語での会話を貫く」とした人は19%にとどまった。また、「上司と英語で会話することを望む理由」について尋ねたところ、「上司に自分の優れた英語力をアピールできる絶好のチャンスだから」と答えた人は50%に上った。つまり、企業人が、さらに上のポストを獲得したい場合、外国語能力が秀でていれば、その可能性がぐんと高まるという訳だ。