2014年9月12日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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医療観光目的の訪日中国人客が増加 (2)

人民網日本語版 2014年09月12日09:42

今年初めの「朝日新聞」報道によると、厚生労動省は、医療通訳者などの人材育成のために4600万円の新年度予算を確保する計画という。また、医療通訳者養成プログラムの制定、外国人患者向けの問診票や手術説明書など標準資料の作成などを実施し、2020年の東京オリンピック開催の準備を進める方針。

〇公認の仲介業者を選ぶべき

日本の中国語新聞「中文導報」の楊文凱編集長は、以下の通りコメントした。

医療は日本が得意とする分野だ。他の多くの国家と異なり、日本は予防医学を重視している。このため、一般の治療のほか、精密な健康診断も、中国人に歓迎される医療サービスとなっている。

完備された医療体系、精密化された医療サービス、先進的な医療設備などが、多くの中国人が医療観光先として日本を第一選択肢とする重要な原因となっている。特に、中国国内では技術が立ち遅れている免疫療法や癌遺伝子診断の分野で、日本はかなり先を進んでおり、費用の面でも、欧米の先進諸国に比べ、かなりリーズナブルだ。

このほか、日本と中国が距離的に近いというメリットから、中国人患者は比較的気楽に「飛行機に乗って」診察を受けに行くことができ、旅行中の疲れや時差によるストレスをあまり感じずに済む。

中国人患者が日本で診療を受ける際には、医療保険の適用外であることから、個人的に日本に渡航して医療機関を受診することは難しい。中国人は「医療居留ビザ」を申請することができる。必ず公認の仲介業者を選び、適格な病院を選び、早めに予約を行い、予定通りに診察を受けるよう手配すること。日本滞在中の時間を節約するため、患者は渡航前に、中国国内の病院で必要と思われる基本的な検査を受けておく方が良い。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年9月12日


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