中国ではここ数年、違法測量で逮捕される米国人や日本人が増加傾向にある。これらの外国人は、国家関連部門により国外追放処分となっている。華商報が報じた。
外国人が中国の法律に違反して測量を行うケースは、今では珍しくなくなった。関連部門はこのほど、ある日本人の容疑者を拘束した。この男は、測量用機材を携帯して甘粛省慶陽市を出発、秦嶺山脈沿いの道路を東に向かい、測量作業を行った。容疑者はこの間、怪しまれないように、現地の車と運転手を雇い、観光地を巡る旅行者のふりをしていた。その後、陝西省宝鶏市に入った後に身柄を拘束された。
このほか、ある米国人は、中国人女性と結婚し、配偶者ビザを使って長期間中国に滞在していた。この米国人は、巴山を1キロ単位のグリッド線で分割して測量し、すでに多くのデータを取得していた。これら2人は、国家関連部門によって国外追放処分となっている。