2014年8月4日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

反中同盟構築 安倍氏の誤算

人民網日本語版 2014年08月04日13:18

 最近、日本の安倍晋三首相は「天に向かって唾を吐く」ような事を再びした。(文:華益声・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 安倍氏のブラジル訪問前に日本側代表団は自国メディアを通じて、両国首脳の発表する共同声明について、双方が「法の支配」などの価値観を共有していることを明らかにし、南中国海の衝突を武力に訴えるのではなく国際法に基づき平和的に解決するよう求め、公海および国際空域の航行の自由と安全の保障を強調する内容になるとの情報を流した。日本メディアはさらに、これらは中国を念頭に置いたものだと下心を持って指摘した。

 だがブラジル外務省はすぐに、中国メディアに対して、日本側は共同声明の内容を外部に明かすべきでないとしたうえで、双方は二国間問題について声明を発表するのであり、中国および中日紛争に言及する可能性は大きくないと表明した。

 共同声明発表後、全文を通読すると、明らかな中国「封じ込め」の内容は見つからなかった。声明は中国を名指しせず、東中国海や南中国海の問題に言及せず、「海洋紛争」という言葉すらなかった。日本メディアが言い立てた中国「牽制」が、全くの自作自演の茶番だったことは明らかだ。

 だがそれでも日本側はあきらめず、なんとしても一人芝居を最後まで演じようとしている。日本メディアは、日本とブラジル両国は声明で「法の支配」の価値観を確認し、武力に頼るのではなく国際法にのっとって溝や問題を解決することを訴えたとして、これが中国「牽制」だと言い張っている。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント