床掃きなどの家事 専門的なトレーニングより効果的
多くの人は、仕事が忙しく運動をする時間がないか、継続できず三日坊主で終わってしまう。これによりスタイルを維持できなくなり、さまざまな慢性疾患のリスクが高まる。運動の効果は蓄積が可能であり、動けば何かと良いことがある。生命時報が伝えた。
米オレゴン州立大学の運動・スポーツ科学専門家のブラッド・カーディナル氏は研究により、一日のうち時おり軽度の運動(テーブルを拭く、床を掃くなど数分間の運動)をすると、その効果の蓄積により心血管疾患、糖尿病、高血圧などを予防できることを発見した。データによると、時おり軽度の運動をする人のうち43%が、米国政府の提唱する体育活動量(毎日30分間の運動)に達している。一方で専門的なトレーニングをする人のうち、この要求を満たしている人は10%にも満たない。階段の昇降や床掃きの、心臓の健康に対する効果は、スポーツジムで運動をする効果に相当する。
ブラッド・カーディナル氏は、軽度の活動は専門的なトレーニングより続けやすく、体を健康にすると指摘した。電話を取る時に立ち上がって動き、テレビを見ている時に腹筋を数回し、出かける時に自転車や徒歩を選択することで、高い効果が得られるというのだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月25日