パリ、脳のトレーニング施設を建設へ
フランス・パリの中心部に来年末、脳のトレーニングを通じ、人々の脳の潜在力を引き出すことを目的とした施設が建設される。人民日報が伝えた。
敷地面積1千平方メートルのこの施設は、1日のべ500人が利用でき、入場料は20ユーロ(約2千円)、対象年齢は7歳から97歳まで。来場者はまず脳の「全面的な検査」を行い、診断結果に基づき専門家が脳開発に向けたトレーニングをアドバイスする。同施設はこのほか、太極拳を元にした「脳にやさしい」フィットネスメソッドの普及を通じ、運動を通じた脳機能の調節なども計画している。
同計画の発起人である医師は、「体系的なトレーニングを通じて脳を活性化し、記憶力を鍛えることができる」と語る。投資者のミークス氏は「筋肉を鍛えるのと同じように脳を鍛える。これは将来、経済発展の新たな原動力となるだろう」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年12月14日