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スノーボード「Air&Style北京2012」で16歳の日本人選手が優勝

上位3人。中央が優勝した日本の角野友希。

 北京市は8日夜、今冬最大の冷え込みを記録したが、国家スタジアムではスノーボードの大会「Oakley and Shaun White Air&Style北京2012」が寒さを吹き飛ばした。16歳の日本人選手、角野友希が決勝3本目で97.67を叩きだして優勝し、TTRの1000ポイントを獲得した。また、今年新設された滞空時間賞も3.466秒の成績で獲得し、賞金5000ドルを手にした。

 最年少優勝となる角野は記者会見で口元に微笑みを絶やさなかった。雪上ではさっそうとした勇姿だが、競技場を後にすると少し恥ずかしがり屋の少年。優勝メダルと優勝指輪を度々眺めては、仲間と楽しげに言葉を交しており、いたずら好きで可愛い様子だった。果物を手にするとカメラの前でおかしなポーズを決めたり、周りの職員を笑わせたりもしていた。

 記者の質問に角野は「優勝できて感動しています。こんなにいい結果を出せるとは思っていませんでした。途中難しかったけれど、大切な所で自信が安定につながりました」と述べた。また、素晴らしい舞台を提供してくれた組織委員会に感謝の言葉を述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月9日

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