大亜湾原発 昨年の送電量は451億kWh
大亜湾原子力発電所の2012年度の送電量は451億kWhに達し、1878万世帯の一年間の電力消費量を賄った。これは広東省全体の電力消費量の約10%に相当する。人民日報が伝えた。
2012年12月31日までに、大亜湾原発の6基の発電ユニットによる送電量は累計4382億kWhに達し、そのうち香港に1800億kWhが送電された。大亜湾核電運営管理有限責任公司の蒋興華総経理は、「大亜湾原発の放射性排気ガス・廃液の年間排出量は、国家排出上限値を大きく下回った」と語った。大亜湾原発の6基の100万kW級発電ユニットは同規模の火力発電所と比べ、2012年に原料炭の消費量を約2060万トン削減し、二酸化炭素排出量を約3619万トン、二酸化硫黄排出量を約35万トン、窒素酸化物排出量を約23万トン削減した。環境保護効果は、現地の珠江デルタに約10万ヘクタールの森林(深セン市の森林面積の1.4倍)を植林したことに相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月1日