11月11日の「独身の日」に、C2CのタオバオとB2Cの天猫(Tmall)の1日の売上高が350億元に達し、全社会1日あたり消費財小売総額の49.97%を占めた。
ECの内容が日増しに豊富化している。「EC失敗論」が何度も否定されており、衣料品・紡績品はECの売上ナンバーワンの品目になっている。ECの特質を持たないとされていた自動車販売業も、今年初めてECに進出し、好調な業績を記録した。
10.ウェアラブルデバイス、インターネット第3の市場を開拓
ウェアラブルデバイスは、身につけられるスマートデバイスのことで、写真撮影・ビデオ撮影・録音・モニタリング・モバイル端末などの機能を持ち、メガネ・腕時計・ブレスレット・靴・帽子・ボタン・指輪・イヤリングなどの形態がある。モバイルネットワークの発展と技術の進歩に伴い、高性能・省エネ型のICチップのコストが低下しており、ウェアラブルデバイスの実用化が進んでいる。中国のインターネット各社は2013年に、ウェアラブルデバイスの実用化を開始した。百度雲(Baidu Cloud)は第3者と共同でブレスレット、スマートウォッチ「inWatch」、スマート血圧計「MUMU」、体脂肪測定器「Latin」を発売した。奇虎360は、GPSトラッキング機能付きブレスレット「児童衛士」を発売した。調査会社・艾媒咨詢(iiMedia Research)は、中国のウェアラブルデバイス市場の出荷台数は、2015年に4000万台に達すると予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月26日