国連貿易開発会議 今年の世界経済成長率は2.4%未満に (2)
ブラジル、中国、インド等の国は、世界金融危機前に長期的な高度経済成長を経て、かつ2010年に急速に安定的な回復を実現したが、それでも2012年に経済成長率が低下した。外部需要の不確定性、国内の課題により、これらの国家の経済は予想を上回る低下のリスクに直面している。
同報告書は上述したリスクについて、「より有力かつ協調した行動により、経済成長と雇用創出を促すべきだ」と指摘した。具体的に見ていくと、ユーロ圏の各国はより全面的な措置により、システム的なリスクを根本から解決する必要がある。同報告書はまた米国の指導者に対して、厳格な財政引き締め策を早急に実施するべきではないと提案した。また、経済成長率の低下リスクに直面している主要発展途上国は、反周期的な経済政策を講じるべきだと主張した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月18日