英国国家統計局(ONS)が実施した調査によると、通勤時間に片道45分以上かけている人は、生活に対する満足度や仕事の効率が低い。また、通勤方法によって通勤中の気分が大きく異なり、地下鉄を利用している人のイライラ感が最も強かった。生命時報がYahoo!ニュースを引用して報じた。
同研究によると、通勤に多くの時間や精力を費やすと、健康や幸福感に悪影響を及ぼす。通勤に45分以上費やしている場合、ベストの状態で仕事をすることが難しくなる。また、通勤時間が長くなると、離職率が高まる。米民主党系シンクタンク「センター・フォー・アメリカン・プログレス(CAP)」の研究によると、一般的な収入の従業員が離職した後、代替コストが平均20%上昇する。
研究者は、多くの従業員が離職した場合、残った従業員の感情にも影響を与え、従業員らが転職に注意を向けるようになり、仕事の効率が低下すると分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月25日