北京鉄道局はこのほど、京津(北京―天津)都市間鉄道で4月1日より、交通ICカード「中鉄銀通カード」対応の発券機の導入を開始することを明らかにした。中鉄銀通カードを持っている乗客は、駅の発券機でカードを使い、乗車情報(指定席番号を含む)の印刷されたチケットを受け取った後、改札を通って乗車できる。新京報が伝えた。
発券機は京津都市間鉄道の各駅に設置されており、チケットを取得していない乗客は改札を通ることができない。運賃は下車駅の改札機で中鉄銀通カードから引き落とされる。
鉄道部門によると、指定席番号の書かれたチケットを取得した後、その列車に乗車しなかった場合、もう一度番号を取得しなければならず、その際は規定の時間内に発券機でキャンセル手続きをしなければならない。キャンセル手続きは1日あたり1駅で1回まで行うことができ、2回指定席番号を取得したにもかかわらず、乗車しなかった場合は、中鉄銀通カードが凍結されるため、窓口で手続きする必要がある。
中鉄銀通カードは中国鉄路総公司と中国銀行が共同で打ち出したプリペイド式の交通ICカードで、地下鉄や路線バスで使用できる交通共通ICカード「一卡通」に似ている。中鉄銀通カードはすでに一部の高速鉄道路線で導入されている。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年3月26日