8日に開催された「中国インターネット産業年次総会」において、2013年にネット関連の被害を被ったネットユーザーのうち、それほど深刻ではないケースが多数を占めたことが明らかになった。ネットユーザーのうち、被害額が「ゼロから100元(約1750円)未満」だった人が54.8%、「100元以上300元(約5200円)未満」が23.4%、「600元(約1万400円)以上」が13.4%だった。しかし、中国のネットユーザーの被害総額は少なくとも1789億元(約3兆1千億円)に達し、ネットユーザーの権益保護は、さらなる強化が望まれる。人民日報海外版が伝えた。
統計データによると、2013年第3四半期(9月)末の時点で、中国のネットユーザー総数は6億800万人、インターネット普及率は45.4%にそれぞれ達した。3Gネットワークは、全国の郷・鎮をほぼカバーした。2013年11月末の時点で、Eコマース取引額は、前年同期比34.6%増の9兆7千億元(約168兆円)に達した。2013年通年の情報関連消費の規模は、前年比約25%増の2兆元(約35兆円)を上回る見込み。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年1月9日