ネットユーザーのぼやき「会社からの年末ギフトはリンゴとノート」
春節(旧正月、今年は2月10日)を前に、中国版ツイッター「新浪微博(ミニブログ)」の最近の話題は、会社が従業員に配る年末ギフトだ。ネットユーザーらは中国北方地方の主食である中国蒸しパン・饅頭(マントー) 20個や靴下6足の写真などをアップし、「爆笑ニュース」とトホホなコメントを寄せている。また、帰省する列車の中でも、「ありえないギフト」が話題をさらっている。「紅網」が報じた。
マントー20個を“獲得”した河北省石家荘市のネットユーザーは1日、ミニブログで、「うちの会社は今年、過去最高の業績を上げた。みんな豪華ギフトがもらえると期待していたのに、その結果は…。爆笑ニュース投稿サイト『◆(=こめへんに臭)百』に投稿しないと」とつぶやいた。
同ネットユーザーがアップしている「ギフト配布通知」の画像を見ると、「2012年12月31日の時点で当社に在籍し、会社の飲食センターのカードを所有している従業員は1人当たり20個のマントーを受け取れる」と書いてある。
この通知に、ネットユーザーらは、「最もありえないギフトは石家荘の会社か」、「この会社の社長はどんな発想をしているんだろう。従業員が飢えることでも恐れているのか?(マントーではなく米を食べる習慣がある)南方地方出身の従業員の事は考えてくれないのか?」など、「爆笑ニュース」に認定した。
「爆笑ギフト」はこれだけではない。長沙市のあるネットユーザーも3日、「賞金10万元(約140万円)なんて目じゃない。うちの会社のギフトには、目が飛び出た」とツイート。
同ネットユーザーも会社の通知をアップしており、「当社は深刻な金融危機などさまざまな困難を経験してきたが、従業員の皆さまのおかげで何とか乗り切ることができた。そのため、総経理が特別なギフトを用意。2月1日、各従業員に靴下6足と魔法瓶1本をプレゼントする」と書かれている。