上海ナンバープレート落札価格、7.5万元の最高値に
【中日対訳】資料写真 |
中国では春節(旧正月、今年は2月10日)が近づき、マイカー購入のピークを迎えた。上海ではそれに伴い、ナンバープレートを求める人々がさらに増加し、今年初めて行われた自家用車ナンバープレートのオークションでは、落札価格が大幅に上昇、7万5千元(約108万1300円)の大台を初めて突破し、過去最高を更新した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
19日昼に終了した上海市2013年1月自家用車ナンバープレートオークションでは、市内の自家用・私営企業用乗用車のナンバープレート最低入札価格・平均価格はいずれも、大幅に上昇した。自家用車ナンバープレート最低落札価格は7万5千元(約108万1300円)と、前月比6100元(約8万7850円)上昇した。平均落札価格は7万5332元(約108万5千円)、同5986元(約8万6210円)上昇。上海のナンバープレート落札価格は、初めて7万元の大台を突破した。
2013年第1回の上海自家用車ナンバープレート供給枠は前月比300枚減の9千枚と、9カ月ぶりの低水準になった。これに対し、応札者は2万857人と、前月に比べかなり増え、落札率は43%と大幅に低下した。
専門家は「春節を目前に控え、伝統的な自動車市場のピーク期に突入した今、マイカーを手に入れて春節を祝いたいという消費熱がぐんと高まった。さらに、上海では、ナンバープレートに対する需要拡大が続く一方で、今月の供給数は減少した。これらの要素があいまって、上海のナンバープレート落札価格の大幅な上昇が起こった」と分析している。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月22日