雲南省の大規模地滑り、死者46人に
雲南省昭通市鎮雄県で起きた大規模な地滑りで生き埋めとなった46人の遺体は12日午前11時50分までに全て回収された。病院で治療中の負傷者2人のバイタルサインも安定している。捜索・救出活動はこれで打ち切られ、取り組みの重点は事後処理と復興に移る。
■最新の進展
事故発生後、党中央と国務委員は事態を非常に重視。国務院の対策チームは連夜現場へ駆けつけて救難活動の指揮に当たった。現地は県・郷幹部、人民警察、武装警察、消防隊員など1100人余りを動員。周辺郷・鎮からも専門要員や救援設備を集め、生き埋めになった大衆の捜索・救出を急いだ。省、市、県の緊急拠出額は12日12時までに1100万元に達した。県内でテント150張、布団300枚、衣服300着、米5トンなどが調達され、被災者の生活を支えた。
鎮雄県の党委員会と政府は今後、引き続き土砂災害の危険性について徹底的に調査し、二次災害の発生を断固防止する。事後処理を適切に行い、犠牲者を速やかに埋葬するとともに、過渡的な避難措置をしっかりと行い、犠牲者の遺族に一世帯当たり2万元の見舞金を出す。速やかに復興作業に着手し、科学的な計画と土地の選択を行い、安全で住みやすい移転先を建設する。