ロシア紙「コメルサント」の報道によると、ロシアで最大規模の証券取引所「モスクワ取引所」の今年2月の統計で、人民元が初めて米ドルを超えて同取引所の月間最大の取引通貨となった。
モスクワ取引所の2月の人民元取引額は1兆4800億ルーブル(1ルーブルは約1.8円)で、1月と比べて3分の1増加した。2月の米ドルの取引量もやや上昇し、8%増加の1兆4200億ルーブルだった。全体を見ると、モスクワ取引所の2月の各国通貨の取引量は、人民元が40%近くを占め、米ドルは38%余り、ユーロは21.2%だった。1年前は米ドルが87.6%を占め、ユーロは11.9%、人民元は0.32%に過ぎなかった。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月7日