6ヶ月の試験運営を経て、「風雲3号E星」「風雲4号B星」及びその地上応用システムが1日、正式に業務運営を開始した。人民日報が伝えた。
風雲3号E星は世界初の民間用トワイライト業務衛星で、世界数値天気予報モデルの朝・夕方の衛星データ観測の空白を埋めた。これにより、中国は世界初のトワイライト軌道、午前軌道、午後軌道の24時間、全天候、高スペクトル、3次元定量リモートセンシングを同時に備える国になった。
風雲4号B星は中国の新世代静止軌道気象衛星の1基目の業務衛星で、空間分解能250メートル級のイメージング能力を持つ高速イメージャーを搭載している。
業務運営後、風雲3号E星は風雲3号C星・D星と3基ネットワークを構築し、6時間毎に数値天気予報モデルに世界全体を網羅する観測データを提供し、数値天気予報の精度と適時性を高める。風雲4号B星は風雲4号A星と2基ネットワーク構築を実現し、中国及び「一帯一路」(the Belt and Road)関連国・地域の気象観測・予報、緊急時対応・減災の需要をより満たすことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月2日