内蒙古(内モンゴル)自治区鄂倫春(オロチョン)自治旗阿里河鎮の夜空に27日、カラフルな光の柱が出現した。この色の異なる神秘的な光の柱はライトピラーと呼ばれている。これは幻想的な氷の結晶が生み出した現象で、通常は日没後の夕方に現れる。
この珍しい景観は寒冷地の冬の夜に発生しやすい。冬の降雪後、空気中には多くの氷晶が漂っているが、これが周辺の街灯や電飾、車のライトなどの光を反射し、肉眼で見えるカラフルな光の柱を形成する。寒冷は同現象が発生するための主要条件の一つで、寒いほど反射が強くなる。鄂倫春旗気象局の気象観測所によると、この地域の同日の最低気温はマイナス30度前後だった。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月30日