求人サイトの前程無憂が25日に発表した報告書「都市の新世代のワークライフバランス『二者択一』」によると、調査に回答した都市の新世代のうち、53.51%が「生活の質が仕事に優先する」と答えており、時間と利便性が都市の新世代のお金を使いたい原因であることがわかった。中国新聞網が伝えた。
調査によれば、都市の新世代はワークライフバランスの選択で「二重人格」を示す。「残業・休出が多いが高収入」の仕事よりも、都市部の平均収入で「9時から5時まで」の仕事を選ぶ人が多いと同時に、フレックスタイム制を希望する人が従来の働き方を希望する人より13.02%多かった。
雇用機会は都市の中心部や副中心部のコアエリアにより多く分布し、こうしたエリア周辺の家賃は相対的に高い一方、コアエリアから遠く家賃の安い物件に住むことは通勤時間が長くなることを意味する。調査によると、家賃と通勤時間の希望が両立しない場合、「通勤時間を短縮するためなら家賃が高い物件を選ぶ」と答えた人が53.51%に上った。年齢別に見ると、26-30歳は「通勤時間短縮のためなら高い家賃OK」の割合が最も高く、生活や家庭でより大きな責任を担う36-40歳は「低い家賃のためなら長い通勤時間OK」の割合が最も高かった。
同じような考え方に基づき、家賃と周辺施設の希望が両立しない場合、「商業圏の近くに住むためなら家賃が高い物件を選ぶ」とした人が53.04%に上った。調査によれば、すべての年齢で都市の新世代の「家賃係数」(可処分所得に対する家賃の割合)は30.0%を超えており、実際に払っている家賃が給与に占める割合は理想とする割合より平均で6.11%高かった。そのうち36-40歳は理想と現実の開きが最も大きく、実際の割合が理想の割合より8.36%高かったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年11月28日