六中全会

誠品書店が今年の販売状況を発表、宮崎駿の作品が新刊販売トップに

人民網日本語版 2021年12月13日15:25

2021年度の誠品書店販売上位新刊書籍

誠品書店は江蘇省蘇州市で11日、蘇州市、台湾地区台北市、香港地区、東京の各店舗について年間販売状況報告書を発表した。中国新聞網が伝えた。

ジャンル別の売上を見ると、芸術設計類の書籍が蘇州市で成長を5年維持し、29%の割合で現地で最も売れているジャンルとなった。文学創作類の割合は台北市と香港地区で18%近く、蘇州市でも17%にのぼった。3地の子供向け書籍の割合は16%前後で安定。

新型コロナ感染症の影響は書籍の好みにも反映された。台北市と香港地区では心理・自己啓発類の販売が一定の割合を占めた。蘇州では歴史文化類の販売が好調だった。ポストコロナ時代の「富の自由」が人々の注目の焦点になり、ビジネス関連本が注目を浴び続け、世界経済関連の新刊の販売が前年同期比238%増となった。また、興味深いことに、子供向けのビジネス教育類の新刊の販売も200%増となった。

各ジャンルの名作も読者から人気を博した。宮崎駿の大陸初出版となる簡体字中国語版の「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」が、誠品書店(蘇州)の「2021年度新刊ランキングトップ10」の1・2位を独占した。映画公開20周年を迎える「ハリー・ポッター」シリーズの売れ行きも依然として好調だ。映画版の上映に伴い、「デューン」(6部作)もSF新刊の販売126%増加をけん引した。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年12月13日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治