国家知識産権局(知財局)がこのほど明らかにしたところによると、今年第1-3四半期(1-9月)には、中国の知的財産権等使用料の輸出入額が2800億元(1元は約17.8円)に迫った。このうち輸出は増加ペースが速く、前年同期比27%以上増加して、中国の知財権の価値と国際競争力が向上したことを十分に示した。人民日報が伝えた。
世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど発表した報告書「グローバル・イノベーション・インデックス2021年」では、中国の順位は12位に上昇して、過去最高を更新したとともに、中所得のエコノミーの中でトップに立ち、世界で最も急速に進歩を遂げた国にもなった。
また今年1-10月には、全国の特許と商標を抵当にした資金調達額(登録ベース)が前年同期比50.6%増の2407億7千万元に達して、昨年の総額を上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年12月11日