9月30日、中国海洋石油集団が発表したところによると、中国の渤海でまた大型石油・ガス田の「墾利10-2油田」が発見された。自然資源部(省)の審査判定によると、石油の地質資源量は1億トンを超えるという。
同油田は渤海南部の海域にあり、天津市から約245キロメートル、平均水深は15.7メートルで、「墾利10-2-4油井」のボーリングで石油貯留層が発見され、深さ1520メートルのボーリングを完了した。テストの結果、同油田は油井1ヶ所あたり1日81.55トンの石油を生産できることがわかった。
ここ数年は、渤海油田で千億立方メートル級の大型ガス田「渤中19-6」、億トン級の油田「墾利6-1」と「渤中13-2」などの重大な石油・天然ガスの発見が相次いでいる。2018年以来、渤海油田で確認された石油埋蔵量は8億トンに迫る。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年10月1日