中国石油天然気股份有限公司(フンはにんべんに分)が18日に発表したところによると、6年間にわたる集中的探査活動の末、タクラマカン砂漠の中央エリア、タリム川の南部エリアの1万平方キロメートルに及ぶタリム盆地富満地区にある同公司タリム油田で、このほど新たに10億トンレベルの超深度の石油・天然ガス田が発見されたという。中央テレビニュースが伝えた。
同地区の重点的試掘井「満深2井」では最近、砂漠の中央部における重大な発見があった。掘削の深度は8470メートルに達し、テスト油柱の高さは550メートルに達し、タリム盆地の大砂漠エリアでの石油採掘の最深記録を打ち立てたとともに、油柱の高さも最高を更新した。
17日24時の時点で、タリム油田はタクラマカン砂漠の中央エリアとその周辺エリアでの石油・天然ガス採掘量が2億トンを突破し、2020年の中国の原油総生産量に相当したとともに、大砂漠エリアの石油・天然ガス開発として歴史的な飛躍を達成した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月19日