ベッド用品メーカーの英Sleepseekerが世界の主要16ヶ国を対象としてこのほど実施した「疲労度」に関する調査によると、シンガポールが疲労指数7.2ポイントで世界トップとなった。独週刊誌「フォークス」の報道を引用して環球網が伝えた。
今回の調査では、睡眠時間と平均年間労働時間数、ネット接続時間数、キーワード「睡眠」の検索数という4つの指標にもとづき、総合分析が行われた。シンガポールは、「疲労度」をはかる4つの指標全てにおいて上位だった。このうち、1日あたりのネット接続時間については、シンガポールは7時間2分と、ブラジルとメキシコに続き世界第3位。専門家は、「画面から発せられるブルーライトは、睡眠の質に影響を及ぼし、疲労を生む」と指摘。年間平均労働時間数は、シンガポールは2238時間、メキシコに続き世界第2位だった。
世界で最も疲れている国ランキングの第2位はメキシコ(7.01ポイント)、第3位はブラジル(6.28ポイント)。第4位から第8位は、順に、米国、日本、英国、ニュージーランド、オーストラリア。中国は4.59ポイントで第9位だった。ランキングの最下位だったのはオランダで、疲労指数はわずか2.01ポイントだった。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年9月13日