2020年3月7日、お茶農家が広西壮(チワン)族自治区賀州市平桂区鵞塘鎮盤谷村の高山茶園で春の新茶を摘む様子。ここ数年、この地域の村鎮の多くが「1人あたり平均1ムーのお茶」)(1ムーは約6.67アール)と名付けた貧困者支援産業発展構想を実施し、地域全体で茶葉の栽培面積は3万ムーに達した。(撮影・黄旭胡。写真提供・人民図片)
貧困脱却の難関攻略戦の決戦にあたり、各地の「貧困者支援の現場」も全力で動き始めている。体温測定、出勤記録、手洗い・消毒といった一連の厳格な感染対策措置を取った上で、貧困農家の藍一峰夫妻をはじめとする29人の作業員がマスクをつけ、玉林市博白県那林鎮珊瑚村の金沛工芸工場の「貧困者支援の現場」に復帰して働いている。
貧困者支援の現場での雇用ニーズや貧困世帯の就職の問題を解決するため、博白県はインターネットや微信(WeChat)などを利用してオンライン採用活動やWEB面接を推進する。現在、第8期オンライン採用情報が発表され、企業226社から1万人を超える求人があり、これまでに約2100人の採用が内定した。
同自治区党委員会の鹿心社書記は、「広西の貧困脱却の難関攻略の任務は重大であり、感染症だからといって小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成の決勝戦や貧困脱却の難関攻略の決戦という大きな局面に決して影響を与えてはならない。目下の急務は貧困脱却の難関攻略の問題を少しずつ整理して明瞭にすることであり、さらに的を絞った措置を打ち出して問題を徐々に解決するよう貧困層を支援することだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月10日