邢教授によると、半導体産業を基礎とする通信技術のグローバル産業チェーン上には多くの企業がある。チェーンの一部に問題が生じれば、多くの川下企業に影響が及ぶ。例えば日本の製造する上記3品目は世界シェアが非常に高い。代替材料を探しても、十分な品質か否か、需要を満たす製造能力があるか否かといった問題は、短期間での解決が困難だ。
邢教授は「貿易摩擦は日韓双方の経済貿易協力に悪影響を与える。長期間続けば共倒れの構造となるうえ、地域経済協力に影響が生じる恐れがある」と指摘する。
邢教授は「各国は自らの比較優位に従い有無相通じる自由貿易を行うべきだ。これが最も効率的な資源配分モデルだ」と考える。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年7月16日