中国インターネット協会が主催する第18回中国インターネット大会が9日午前、北京国家会議センターで開催された。今回のインターネット大会には「AI公園」が特設されているほか、科学技術の急速な発展によってもたらされているセキュリティー問題も注目点となっている。
「AI公園」では、「スマート」が生活のさまざまなシーンに溶け込んでいる。AI技術によるバーチャルフィッティングでは、画像で読み取った生成データをクラウドにアップロードすれば、「指を動かすだけで試着」できる。またAIバーチャル弾き語りでは、スマホの表示に合わせてピックを動かすとセンサーが空気の動きを感知し、利用者はたちまちギタリストに変身できる。積み木のディープラーニングや虹彩認証ロボット、3Dプリントチョコなど、続々と誕生するこれらの新製品は、人々の日常生活に今まさに入りこんでいこうとしており、科学技術が生活を面白く、より便利にしている。
また今回のインターネット大会では、多くの出展者が防犯カメラや「情報販売体験マシン」といったようなネットセキュリティー関連の業務内容や製品を非常に目立つ位置に展示している。科学技術がもたらす便利な暮らしを享受するのと同時に、個人情報の漏洩や濫用を防止するため、AI時代においてはプライバシー保護を強化し、データの安全を守る必要がある。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年7月11日