「ダブル創業」で中国滞在ビザを獲得した外国人留学生 南京

人民網日本語版 2019年07月09日09:56

「全国百大学在中留学生創新・創業大会」がこのほど、南京創新ウィーク開催中に無事閉幕した。南京航空航天大学に留学しているメースンさんの創業プロジェクト「ABCSTEM」が、全国から寄せられた創業プロジェクト110項目の中から、卓越した素晴らしさにより、優勝の栄誉を手にした。科技日報が伝えた。

ケニア出身のメースンさんは、2012年に同校ソフトウェア・エンジニアリング専攻に入学し、2016年に大学院マネジメントサイエンス・エンジニアリング修士課程に進んだ。今年6月初旬、彼が申請した留学生創新創業ビザが、南京市出入国当局から認可され、南京市で創新創業ビザを獲得した初めての留学生となった。

〇「我々は留学生をサポートし、彼らの未来に向けて準備する」

メースンさんのプロジェクト「ABCSTEM:英語と幼児向けプログラミングとの出会い」は、100%英語環境というプラットフォームを確立し、南京の外国人教員が地元の4歳から8歳までの子供にプログラミング教育を施すことを目標としている。

このプラットフォームの独創性は、2種類の「言語」の結合にある。「ABC」が英語を表し、「STEM」がプログラミングを示している。メースンさんは、「プログラミングは、今世紀最も重要なスキルのひとつであり、都市には多くの子供向けプログラミング教育機関があるが、そのほとんどが中国語を使用しており、そしてやや年齢の大きい子供たちを主に対象としている。一方、『ABCSTEM』は、4歳から8歳の子供も学習できるように設計されている」と紹介した。

「英語を使ってプログラミングを学習すると、この年齢層の子供たちは気軽に外国人と交流することができる。それに、子供が青年期まで成長する間に、英語とプログラミング言語という2種類の言語をマスターすることは、彼らにとってそれほど難しくはない」と彼は続けた。

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