国際連合教育科学文化機関(UNESCO)世界遺産委員会は5日に開催した第43会世界遺産会バクー会議で、中国の黄(渤)海渡り鳥生息地(第1期)を「世界遺産」に登録すると決定した。中国にとって54番目の世界遺産になる。生息地は主に潮間帯の干潟や沿岸湿地からなり、東アジア-オーストラリア地域フライウェイの重要なターミナル地点だ。第1期の所在地の江蘇省塩城市の黄海湿地は100万匹の渡り鳥が羽を休め、羽が生え替わるのを待ち、一冬を越す場所だ。新華社が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年7月6日