「粤港澳大湾区発展計画綱要」がこのほど公布され、その中に文化と観光の発展に関する内容がかなり多く盛り込まれている。業界関係者と専門家はこれについて、「計画綱要は新時代の粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の文化と観光の発展に非常に大きなチャンスをもたらし、粤港澳大湾区の世界レベルの観光地建設をさらに促進することになる」との見方を示す。人民網が伝えた。
総合旅行サイト「Lvmama.com」のブランド部責任者の説明によると、「粤港澳大湾区は中国でも観光産業の発展レベルが高い地域の1つで、ディズニー、長隆、歓楽谷などのテーマパークといったスーパー観光資産が集中しているだけでなく、文化遺産、ビーチリゾート、農村観光などの資源、質の高いリゾートホテルもたくさんあり、これまでずっと商品の販売状況が好調な観光地だった。粤港澳大湾区の観光計画は観光産業を牽引することになり、特に海外旅行を牽引し、地域の観光ブランドを創出し、観光によって地域協同などの方面で実質的な促進の役割を果たすことになる」という。旅行予約サイト「携程旅行網」の関連部署関係者は、「粤港澳大湾区には海港クラスターも空港クラスターも備わり、密集度の高い居住人口が活力に満ちた経済のエネルギーをもたらし、さまざまな市場主体からの資源の投入の誘致に成功し、各産業はここで整った産業チェーンを見いだすことができる。観光産業も同じようにこうした潜在力に満ちた集積効果の中で、力強い成長源を見いだすことができる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年2月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn