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第1回「乍浦-長崎 海上シルクロードセミナー」が浙江省乍浦鎮で開催

人民網日本語版 2018年11月30日09:22

中日平和友好条約締結40周年を記念して、浙江省の嘉興港区管理委員会と乍浦鎮政府が主催する「第1回乍浦-長崎 海上シルクロードセミナー」が22日、乍浦鎮で開催された。嘉興港区党群工作部の陸水根主任が挨拶し、「乍浦鎮志」の編集者・殷水根氏や「乍浦学」の発起人で、中磊国際咨訊有限責任公司の奚望執行総裁、中国作家協会の会員で、華東師範大学・地域文化資源応用・研究センターの白玉芳教授がそれぞれスピーチを行った。その他、嘉興市民間文芸工作者協会の元理事で平湖民間文芸家協会の元理事長である陳宰氏、乍浦鎮歴史文化研究者である陳佑清氏、浙江省民間公文書文献收藏研究会の副秘書長で、嘉興市公文書文献研究会の研究員である張衛東氏、嘉興市作家協会の会員である蔡幼玉氏、平湖市民間文芸家協会の鄧中肯副主席、乍浦歴史研究会の陶水勤副会長、平湖市文史の愛好家である■新民氏(■は糸へんに膠のつくり)など、専門家や学者およそ20人が参加し、乍浦の対日交流史をめぐって意見を交換した。

中国の対外交流史、特に、対外貿易・文化交流史において、乍浦は非常に重要な役割を果たしてきた。康熙六年(1667年)に、清政府は乍浦港を日本との貿易に使うことを認可し、当時、対日貿易は非常に盛んだった。対日貿易において、乍浦港と結ぶ重要な日本側の港となったのが長崎だった。商業における繁栄は多くの学者や著名人を惹きつけることになり、彼らが次々と乍浦を訪れ、数多くの作品を残した。その中には中日貿易や文化交流に関するものも数多く含まれている。そのため、対日貿易の隆盛が乍浦の商業と文化の繁栄をもたらし、同地のその後の発展のためのしっかりとした基礎を築いたということができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年11月30日

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