第5回中日教育交流会が26日、兵庫県淡路島で開催された。中日両国の有名大学116校の学長と教員・学生約400人が一堂に会し、両国の教育分野の協力深化について対話・議論した。新華社が伝えた。
程永華駐日大使は開幕式の挨拶で、「1972年の中日国交正常化以来、両国の教育交流は双方の共同の努力により発展を続け、協力分野が拡大を続け、水準が日増しに高まり、中日関係の不可欠かつ重要な構成部分になってきた」と指摘した。
また、「中日教育交流会は2013年より両国で開催され、両国の高等教育交流の重要な場の一つになっている。今年は中日平和友好条約締結40周年であり、中日政府間留学生交流再開40周年でもある。この重要な節目に開催される今年の交流会には、重要な意義がある」とした。
開幕式では、中国卓越大学連盟と日本国立6大学が「淡路島宣言」に共同署名し、中日高等教育の開放及び協力の深化・強化の共通認識に達した。
同日午後、中日大学代表者は各自の留学生交換制度や海外教育機関における単位認定・切り替え制度などを中心に一対一の交流を展開した。また交換留学の開始・拡大の可能性を模索した。
また今年の交流会には「中日大学学長フォーラム」と「中日医学交流フォーラム」という2つのサブフォーラムが設けられた。双方の出席者は「中日トップクラス大学の管理経験と課題」と「グローバル化の時代における中日大学の人材育成」、「中日大学科学研究革新及び産学研の協力」、「がん治療」などの議題をめぐり議論を掘り下げた。さらに交流会は革新コンテストを開き、中日の大学生が創業理念について議論を戦わせた。
第5回中日教育交流会は、中国教育国際交流協会が主催し、日中文化交流センターが実施した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月27日
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