中国は酒泉衛星発射センターで現地時間20日午前7時40分に長征2号丁ロケットを使い、試験6号、天平1号A星・B星、嘉定1号、ソフト定義衛星の超小型衛星4基を打ち上げた。衛星はいずれも予定の軌道に入った。新華社が伝えた。
試験6号は主に宇宙環境探査及び関連技術実験に用いられる。天平1号A星・B星は主に地上制御設備の精度校正に用いられる。嘉定1号は上海欧科微航天科技有限公司が開発したもので、低軌道商業通信衛星ネットワーク「翔雲」の1基目の衛星だ。ソフト定義衛星は中国科学院超小型衛星革新研究院が開発したもので、軌道上で主にアンドロイド地上ソフト技術の宇宙移植、オープンソース衛星ソフトの研究開発などの技術検証を行う。
長征ロケットの打ち上げは今回で292回目。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月20日
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