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習近平国家主席がパプアニューギニアで韓国の文在寅大統領と会談

人民網日本語版 2018年11月18日11:01

習近平国家主席は17日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで韓国の文在寅大統領と会談を行った。新華社が伝えた。

習主席は、「この1年で、文大統領とは各項目において共通認識に達し、有効的に実施されており、両国の関係は安定した改善と発展を見せている。我々は中韓の戦略的協力パートナーシップを引き続き深化させ、地域の平和維持と繁栄を促進させるため、共に積極的に貢献する必要がある。また、双方は上層部の指導的役割を引き続き発揮し、互いの核心的な利益と重大な懸念を尊重し合い、コミュニケーションを強化し、相互信頼を構築して強固にし、敏感な問題については引き続き適切に処理していかなければならない。そして、『一帯一路(the Belt and Road)』共同建設を重点的に推し進め、両国の自由貿易協定の第二段階における交渉を加速させ、両国の互恵協力の最適化とアップグレードを推し進めていかなければならない。また、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、G20サミット、中日韓三国協力といった多国間の枠組みにおける協調と協力を強化していく必要がある」とした。

文大統領は、「現在、韓中関係は急速に回復の傾向を見せており、各分野における交流と協力の回復も著しい。韓国側は中国側と共に協力を深化させ、両国国民に幸福をもたらすことを望んでいる」とした。

また習主席は朝鮮問題に関し、「過去1年において、朝鮮半島の情勢に積極的な変化が見られた。朝鮮半島問題は全体的に見て対話と協商という正しい軌道に戻っている。この事実は我々の努力が実を結んだことを示している。文大統領による指導のもと、韓国側は朝鮮半島の緊張緩和を推し進め、南北和解の展開に尽力してきた。中国側は朝鮮の南北が相互関係の改善を続けていくことを支持する。現在、朝鮮半島情勢は重要な段階にあると言える。中韓両国はコミュニケーションを強化し、朝鮮半島非核化と平和メカニズムの構築プロセスを協力して推し進めていく必要がある。重要なのは関係各方面が向き合って進み、柔軟に話を進め、結果を出すことだ」とした。

それに対し文大統領は、「韓中両国は北東アジアの平和と安定維持において共通の利益を有している。韓国側は中国側の朝鮮半島情勢の緩和と朝鮮半島問題の解決において発揮している重要な役割を高く評価するとともに、非常に感謝しており、中国側とはさらに協調と協力を緊密にしていきたい」とした。(編集TG)

「人民網日本語版」2018年11月18日 

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