江南大学に開設された「新入生専用荷物受取窓口」
今年から「00後(2000年代生まれ)」が大学に入学するようになった。上級生と異なり、彼らは「身軽」な状態で大学に姿を現し、バッグやスーツケースはすべて宅配便で学校に送っているようだ。淘宝網グループの荷物代理受取りサービス「菜鳥驛站」は4日、「全国大学『00後』大学生手ぶら入学ランキング」を発表した。これによると、南方の大学が北方の大学を上回り、特に、雲南、江蘇、浙江、広東の各省が上位にランクインした。揚子晩報が伝えた。
「00後」は「90後(1990年代生まれ)」と異なり、電気冷蔵庫、ベッド、洗濯機、掃除ロボットなど、家電製品の多くを自宅から学校に運び込んでいる。さらには、タイヤやオートバイまでもが学内の「菜鳥驛站」に姿を現す始末だ。それらの荷物は「奇抜」な物が多いだけでなく、数量も極めて多い。「00後」の女子学生が新学期開始後1週間のうちに受け取る荷物の個数が30個に上ることも特に珍しくはない。そのため、「新入生専用荷物受取窓口」を設ける大学もある。
長江デルタ地域でランキング首位に立った江南大学の「菜鳥驛站」担当者は、「00後の新入生が学内で真っ先に立ち寄るのが、ここです。大学側は、大型荷物専用の一時保管スペースも用意してくれました」と話した。
菜鳥驛站による手ぶら入学ランキングで、新学期開始前1週間の荷物件数トップ3は、雲南大学、湘潭大学、江南大学だった。「00後」手ぶら入学ランキング上位となった省は順に、雲南、江蘇、浙江、広東および四川(同位)の各省。地域別にみると、長江デルタ地域の大学の順位は、北京・天津・河北地域や珠江デルタ地域の大学よりはるかに上だった。長江デルタ地域の上位5大学は順に、江南大学、浙江大学、南京大学、南京師範大学、上海大学と、江蘇省の大学が3校ランクインした。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月7日
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