習近平国家主席は3日、中国アフリカ首脳とビジネス界代表とのハイレベル対話ならびに第6回中国アフリカ企業家大会の開幕式に出席し、基調演説「富裕への道をともに踏み出す」を行った。習主席は「一帯一路」共同建設へのアフリカ諸国の参加を支持すると強調し、「アフリカと共に包括的連携を強化し、国情に合い、包摂的であまねく恩恵を及ぼす、互恵・ウィンウィンの質の高い発展の道を築き、人々の生活をさらに素晴らしくする幸福の道をともに歩みたい」とした。新華社が伝えた。

習主席は「中国にとって今年は改革開放40周年だ。世界の情勢がどう変化しようとも、中国の開放堅持という目標が変わることはなく、開放拡大という決意が変わることはない。中国はアフリカを含む世界各国の企業家による中国での投資と事業展開を歓迎する。また、中国の企業家がアフリカで開拓・発展し、『一帯一路』を手を携えて建設することを奨励する」と指摘。

中国とアフリカの企業家に（１）中国とアフリカに立脚し、長期に着眼し、中国とアフリカの人々と共に成長し、輝きを創る（２）新たな歴史的チャンスをしっかりと捉え、互いに参考にし、協力方法を革新し、現代技術の成果を活用し、新興産業を発展させ、従来型工業化の高度化を推進すると同時に、スマート化発展を推進する（３）しかるべき社会的責任を担い、現地の文化・習慣を尊重し、企業の名声を培うことを重視し、従業員の育成と現地住民の生活環境改善をさらに重視し、環境保護と資源の節約的利用をさらに重視し、長期的発展のために良好な環境を築く（４）経済協力において中国アフリカ友好の紐帯となり、ビジネス活動を行う先々で友好の種を蒔き、事業実施の先々で友情を築く——ことを希望した。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年9月4日