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日本を救う「ネコノミクス」 経済効果はAKB48以上

人民網日本語版 2017年08月23日13:11

中国では、ペットの中でもネコだけに、「ネコの奴隷」、「ネコ嗅ぎ」、「ネコ動画」、「ネコ中毒」などの、たくさんの専門用語が作られたというおもしろい現象が見られる。米インディアナ大学のある研究では、動画共有サイト・YouTubeのネコの動画に寄せられるコメントは、他のどんな種類の動画に寄せられるコメントより多いことが分かった。「ネコ星人が地球を支配する」というのが、中国の若者が普段よく使う言葉になっており、「ネコ好き」がネット上のポリティカル・コレクトネスになっている。文匯報が報じた。

ネコが日本の経済を救う!

日本の経済は近年、泥沼にはまっている。しかし、2015年から、「ネコノミクス」という新しい言葉を日本でよく耳にするようになり、多くの関連業者が歓喜している。どんなに景気が悪くても、ネコや関連商品に対する人々の熱意は全く冷めず、ネコを巧みに活用すれば、注目を集め、利益を得ることができる。関西大学の宮本勝浩名誉教授は、「15年、日本全国でネコのえさ代や病院代に掛けられた費用が計約1兆1000億円。このほか猫関連の本や写真集の売り上げが約30億円。経済効果は約2兆3000億円で、国民的アイドルグループ・AKB48の565億円を大きく上回る」との試算をはじき出している。また、ペットフード協会の統計によると、ペットとして飼われているイヌの数は右肩下がりになっているものの、飼われているネコの数は10 年から年々増加している。

ネコの本ばかりを集めた「にゃんこ堂」などのネコ本専門店やネコカフェなどが人気になり、観光客を呼び込むネコ駅長のタマ、ネコの田代島、記録的な興行収入をたたき出すネコアニメなど、「ネコ」を活用して成功しているビジネスは日本で数えきれないほどたくさんある。


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