日本では晩婚化や高齢化に伴い、一人暮らしの孤独やストレスを和らげるため、ネコをペットとして飼う人が年々増えている。2016年には、日本の家庭で飼われているネコの数が984万匹を超えた。市場のニーズが高まるにつれ、ネコの価格も徐々に上昇傾向にある。日本のある大型ペット店で販売されているネコの価格は約20~30万円で、前年同期比の2倍近くまで値上がりしているという。また、ネコ用のペットフートや玩具の売り上げも毎年約15%ずつ増加傾向にあるそうだ。
日本の一人暮らしの人口は、2035年には4800万人に達すると予測されている。自由気ままな性格で飼育しやすいネコは、現代人の生活リズムにもあっており、今後もその人気はますます高まると考えられている。ネコの地位が上がるにつれ、ネコカフェやネコ専用のペット病院等の関連商品やサービスが注目されている。現在日本ではネコによる経済効果「ネコノミクス」が毎年2.3万億円以上に達すると言われており、日本の化粧品市場の規模と肩を並べるほどだ。現在、日本ではネコがまさに「招きネコ」となっている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年7月27日
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