ハンガリーの大学生アデルさんが上海の町並みを撮影している様子
「中国を見る」プロジェクトの作品は現在までに、米ロードアイランド国際映画祭や中米映画祭、英プロペラテレビが主催する国際大学生ニューメディア文化フェスティバル、拉薩(ラサ)熱窩映画祭、環太平洋地域大学生ミニドキュメンタリー作品コンテスト、中国金鶏百花映画祭などにおいて、国内外の58個の賞を獲得している。
そして、同プロジェクトから生まれた友情も今なお温かさを増している。イタリア出身のヤコブさんは中国ですばらしい友人に出会った。17日間の中国の旅を終えて帰国し、母親とのテレビ電話で中国での出来事を語っていた時、胸に迫るものがあって言葉が出なくなってしまった。ヤコブさんは16年初めからはイタリアの孔子学院の中国語教師に中国語を習い始め、できるだけ早く中国を再訪したいと考えている。布依族の暮らしを映画に記録したボラさんは大学を卒業し、学校の推薦でインドの国営放送局に就職し、上海国際映画祭と連携した仕事を手がけている。将来はインドと中国の文化交流に貢献したいという。劉韻■(女へんに尼)さんはこれまで3回、教師としてシンガポールの南洋理工大学の学生を連れて湖南省、甘粛省、四川省でプロジェクトに参加してきたが、今年は大学を辞職して、独立した映画人になった。このほど資金を獲得し、まもなく貴州省黔東南苗族地域に戻って撮影を続ける予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月9日
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