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「色、香り、味、容器」のバランスにこだわる日本の「駅弁」

人民網日本語版 2017年05月03日14:53

新幹線品川駅の駅弁。

新鮮な食材を使い、ヘルシーで、きれいに盛り付けられたの日本の「駅弁」には、北は雪国の北海道から、南は鹿児島まで、各地のグルメと文化が詰まっており、新幹線の風物詩となっている。新華網が報じた。

北海道の海の幸、仙台の牛タン、名古屋コーチン、神戸牛、広島のウナギなど、思い付く日本のグルメのほとんどを「駅弁」で味わうことができる。列車に乗って車窓からきれいな景色を見ながら、おいしい駅弁を食べるというのは、日本人や外国人観光客にとっては、独特の体験であり、至福の一時といえる。

「駅弁」というと、グルメ漫画「駅弁ひとり旅」を思い出す。主人公の中原大介は鉄道ファンで、結婚10周年として妻から休暇をもらい、日本一周を期限として特急富士号のA寝台個室の切符をプレゼントされる。そして九州を皮切りに、「駅弁の旅」が始まる。日本人の「駅弁」に対する思いが詰まった漫画と言えるだろう。

新幹線に乗ると、車内でもワゴンサービスがあり、弁当やおやつなどを買うことができるものの、ほとんどの駅弁は駅構内の駅弁屋かコンビニで販売されており、値段はおよそ700円から2000円ほどだ。


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