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中国の二次元コードの安全リスクを如何に解決するか? (2)

人民網日本語版 2017年03月29日15:13

中国二次元コード登録認証センターの張超執行主任は「中国は二次元コード応用大国になったが、まだ二次元コード産業強国ではない。20年以上の発展を経て、欧米と日本は二次元コード産業の構造、技術の研究開発、読み取りデバイスなどの産業チェーンの重要分野で他国に先駆けている。中国独自の二次元コードは、産業の普及において遅れを取っている」と話す。統計データによると、中国で使用されている二次元コードのうち、日本のQRコードが65%、米国のPDF417とDMがそれぞれ15%となっている。主な国産コードである製漢信コード、竜貝コード、GMコード、CMコードなどは、全てを合わせてもそのシェアは5%未満だ。経済・情報安全の面から長期的に考えると、中国は独自の二次元コード基準の普及を促進し、中国の世界二次元コード分野における発言権を高める必要がある。

専門家は、中国が情報化建設を力強く推進する背景があり、5GとIoTの発展により二次元コードがさらに普及し、応用もさらに多様化すると予想している。二次元コードのビッグデータは、重要な発展方向の一つになりそうだ。社会管理、医療救護、健康ビッグデータ、身分・物体情報認証などの面で活用される可能性があり、将来性が高い。張氏は「二次元コードの産業発展は大規模かつ系統的なプロジェクトであり、各方面の努力と協力により、業界の健全な発展を共に推進する必要がある」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年3月29日


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