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日本の深夜ドラマ2作品から垣間見える「役者魂」 (5)

役者魂が詰まっている「モキュメンタリー」

人民網日本語版 2017年03月02日15:56

一番年上の大杉漣を通して、名前は知らないけどおなじみの役者には特有の魂がこもっていることを知ることができる。遠藤憲一は、いかつい風貌であるものの、その心はとても繊細で、ネットで人気ワードとなっている「命の演技」を実践している。寺島進が悪役を演じる時は、動作や振る舞いに至るまで役作りをし、まさに「神っている」。「宇宙人」であり、「天才」でもある田口トモロヲは、外見はおとなしく見えるが、メラメラ燃える闘志の持ち主だ。光石研は、「僕には個性がない」と謙遜するものの、実際には悪役を演じる時も、良い役を演じる時も、新鮮な気持ちで演じるプロの役者だ。松重豊は、一度は役者をあきらめたことがあるものの、「孤独のグルメ」で復帰し、大ブレークした。

名脇役6人が集まったその姿は、視聴者に感動を与えている。そして、中国のネットユーザーたちはすぐに、「金士傑、呉孟達、倪大紅、王慶祥、孫淳、馮遠征の6人がシェアハウスで暮らす様子を想像できるだろうか?」と想像を膨らませている。

現実の世界とフィクションの世界の間を歩くモキュメンタリーに笑いと涙が詰まっているのは、そこに役者魂が詰まっているからだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年3月2日


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