「野心」抱く山田が「カンヌ賞」を取るまで
「山田孝之のカンヌ映画祭」の冒頭では、山田孝之と山下敦弘監督が革靴にスーツ姿で、カンヌのレッドカーペットの上で手を振っているシーンがある。そして、山田孝之があるコメディドラマに出演しているシーンに変わる。その強烈なギャップにより、「奇想天外」なドラマであるというメッセージが視聴者に伝えられている。
しかし、山田はすぐに、「いろんな作品にも出て、賞も取ったことがある。でも大きな賞を取ったことがない」と話し、どうせ取るなら一番大きな賞を目指すことを決意する。そして、プロデューサーに山下監督、さらに12歳の子役スター・芦田愛菜を呼び、カンヌ国際映画祭に出品するサスペンス映画を製作する。
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