日本が中国に遺棄した化学兵器の証拠70点余りが20日、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館で展示された。実物、写真・図画700枚余り、化学弾の複製模型300発余りも同時に展示された。中国新聞網が伝えた。
中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館の職員によると、江蘇省には日本が遺棄した化学兵器が多く埋もれている。このうち南京では1992年、1998年、2000年に黄胡子山で遺棄した化学兵器が発見された。
外交部(外務省)の担当部署の蔡紅氏によると、日本が中国に遺棄した化学兵器は、日本軍国主義が中国侵略期間に犯した深刻な犯罪の1つだ。中国侵略時に日本の侵略者が中国で化学兵器を使用した地域は19省・区に及び、確かな使用時期、使用地点、死傷者数が記録されているものは1241回に上り、中国軍民20万人以上を死傷させた。敗戦前夜、日本軍は未使用の化学兵器多数を中国の山、森、港湾、川、港などに遺棄した。これらは現地民衆の生命と財産の安全、環境と生態の安全を深刻に脅かしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月21日
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