一輪車、アイスホッケー用のスティック、サッカー…この一見何の関係もない3種類のスポーツだが、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市に住む高齢者の徐克己さん(58)がうまく融合させた。雑技団の一輪車を担当していた元団員の徐さんは一輪車をPRして、雑技団の団員に限った道具ではなく、みんなの健康促進スポーツにしたいとずっと心に抱いていた。そこで、徐さんは一輪車を漕ぎながらアイスホッケーのスティックでサッカーボールを打つという新たな遊び方を編み出し、「一輪車ボール」と名付けた。
一輪車スポーツをPRするため、徐さんは毎日松花江のそばにあるスターリンパークで一輪車を漕いでいたところ、パワーと素晴らしさを備えたこのスポーツを学びに自然と大勢の愛好家がやってくるようになり、3年で100人以上の一輪車愛好家に乗り方を教えた。
現在、徐さんは一輪車ボール大会の開催を考えているところで、このスポーツが人気になり、全国に広めたいと期待している。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月19日