中国工業・情報化部(省)が17日に発表した情報によると、4Gインターネットが普及する全国主要都市・農村部の4Gユーザー数は、今年2月末時点で5億人以上に達し、世界一となった。同部情報通信発展局の聞庫局長によると、近年の「ブロードバンド中国」戦略の着実な推進により、各地の光ファイバー利用世帯は半数以上に達している。3大通信事業者は光ファイバーの建設に意欲的で、年末までに全国カバーを実現する見通しだ。中国放送網が伝えた。
中国の固定ブロードバンド利用世帯のうち、光ファイバー利用世帯は6割以上に達する。この比率は今年の年末までに8割に達する見通しだ。聞局長は、「日本と韓国の光ファイバー利用世帯は7割前後だ。現在の光ファイバー改造のペースが続けば、中国は今年中に2017年の目標を前倒しで実現し、8割に達し世界一になる。光ファイバーの普及は、人々の生活を便利にし、かつ中小零細企業のネット利用コストを引き下げ、安定的な高速ネットインフラを提供する。社会の起業・革新の意欲を高め、経済発展に新たな原動力を提供する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月18日